建設コンサルタントのお仕事とは?
建設コンサルタントのお仕事とは?
皆さんは道路を作ると聞いた時にどんな人たちが関わると思いますか?
道路を設計する「設計士」でしょうか。
それとも現場で指示する「現場監督」でしょうか。 それとも実際に道路を作る「土木作業員」?
どれも正解なのですが、道路を作るにはもっとたくさんの人が関わっているんです。
その中の1つが「建設コンサルタント」というお仕事をする人たちです。
あまり知名度は高くはありませんが、実は何かを作る時に「建設コンサルタント」という職業はなくてはならない存在なのです。
この記事では「建設コンサルタント」のお仕事について紹介します。
建設コンサルタントのお仕事とは?
建設コンサルタントとは「クライアント(お客様)のインフラサービスに関する悩みを聞いて、その悩みを解決するための答えを出して、地域に貢献する」ことです。
建設コンサルタントが実際に建設するのではなく、お客様の悩みを聞いて、設計、そして建設の一連の流れをサポートします。
具体的には
・お客様の悩みを聞く
・環境、経済面などを考慮して悩みを解決するための一番良い方法を提案
・建設現場の地質調査、建設にかかる予算、期間を決める
・実際に建設することが決まったら建設のスケジュールを立てる
・建設が順調に進んでいるかの確認
このような流れになります。
建設コンサルタントにはさまざまな部門があり、それぞれの専門の知識を持った人が仕事を担当します。
その部門とは「道路」、「鉄道」など21部門もあります。
しかしコンサルタント会社によって扱っている部門は異なります。
実際に就職するときには自分の専門の分野を扱っているコンサルタント会社を探しましょう。
建設コンサルタントになるには?
建設コンサルタントは環境や建設、地質など幅広い知識が必要とされる職業です。
そのため高等専門学校や大学で土木、設計、環境工学などを勉強しておくと仕事で役立ちます。
さらに技術士など、建設に関する資格を持っておくと就職の際には有利になるでしょう。
まとめ
建設コンサルタントは建設こそはしませんが、お客様の要望を聞いてから建設が完了するまでの全ての工程に関わります。
さまざまな視点から考えて一番いい方法を探すのは大変ですが、やりがいのある仕事です。
たくさんの知識が必要になるので勉強を続ける必要があります。
ずっと勉強して知識を蓄える努力を惜しまない人であれば建設コンサルタントに向いている人であるでしょう。