広告業界のお仕事内容は？広告代理店への就職活動はどうすればよいの？
広告業界ってどんな仕事をするの？
かわいい。面白い。何それ気になる。
CMやポスターなど街中には目を引くものからそうでないものまで、広告で溢れています。
そんな広告に注目しているあなたは、その広告は誰が作っているのか、どうやってこの世に登場するのか、そしてどうしたら自分もその広告作りに参加できるのか知りたいはず。
そんな広告業界に関する疑問を一つずつ一緒に解決していきましょう。
広告は誰が作っているの。
一つの商品に対して広告作りに関わっている企業は大きく分けて4つ。その商品を宣伝したい企業、広告代理店、制作会社、TVや雑誌などのメディアです。その中で広告の発信に向けて中心に動いているのは広告代理店です。それでは、広告代理店の仕事を注目して広告業界を覗いてみます。
広告代理店とは
広告代理店とはTV局などのメディアからCM枠など「広告できるスペース」を買い取り、企業などの広告主にそのスぺ―スを売って仲介をする会社です。最初はその仲介のみを行っていましたが、今では広告が世に出るまでに必要な過程の全てを管理しています。
広告代理店の仕事
では広告代理店では具体的などのような仕事をしているのでしょうか。
・ 企業に営業をして「宣伝したいこと」の依頼を受ける
- ・「宣伝したいこと」に対する企業の想いや市場の分析する
- ・分析を元に自由な発想で企画を考える。
- ・実際にその企画をクリエイティブ職が制作または、制作会社に委託する。
- ・メディアから広告枠を獲得して世の中に発信する。
これら一連の流れに関わる予算やスケジュールなどの全ての管理も行います。
一つの広告を完成させるためには、制作というクリエイティブさだけでなく、企業側が求めていることを分析する力やスケジュール管理など様々な力量が必要とされます。
広告代理店社員の学歴
ではそんな広告代理店で働いている人はどのような経歴を持っているのでしょうか。
広告代理店のトップである電通では早慶、東大、京大卒の学生採用が多くみられます。
制作にあたるクリエイティブ職だと美大や美術・デザイン系の学部を卒業した学生が採用されます。
高学歴でも美大卒でもないけど広告業界に入りたい
クリエイティブ職でなければ特別な資格が必須ではないので、上に挙げた大学でなくとも広告業界に入れるチャンスはあります。近年はスマホの普及によりSNSやYouTubeなどのネット利用が日常的になりました。
そして広告業界でも、サイバーエイジェントなどネット広告専門の代理店が力をつけてきています。
そこでは採用する大学にも偏りはありません。
マスメディアを対象にした広告であれば今でも大手が優勢ですが、これからの広告業界全体をみればネット広告を専門にした代理店も注目されているので、早慶、東大、京大のような超高学歴でなくても広告業界で活躍できるチャンスはありそうです。
どんな人が採用されるの
それでもやはり、広告代理店は人気のある職業なのでどうしても競争率は高くなります。
では、大手でもネット専門でも広告代理店ではどのような人が採用されるのでしょうか。
ほとんどの広告代理店での仕事は先ほど説明したように多岐にわたります。
頭の良さだけでなく、体力、発想力、コミュニケーション能力や行動力など人間としての総合力がある人材が求められます。
そして、広告代理店が宣伝するのは食品、日用品、芸能、など様々なジャンルのものです。
よって自分だけの好きなものやこだわりがあるとそれも強みになります。
まとめ
広告はいろんな段階を経てこの世に登場していることがわかりました。
広告する対象は、化粧品から地方のお祭りなど、可能性は無限にあるほど様々で世の中への影響力も大きく夢のある職業です。
関わる企画が変わるたび、知識が増えて出会いも広がり様々な価値観に触れることができます。
企業側に無茶を言われたり、仕事量も多くハードな業界ですが、その分広告が完成したときの達成感は大きいのでやりがいのある仕事です。
興味を持った方はぜひ挑戦してみてください。
