コラム

外国人労働者を採用する理由

外国人労働者を採用する理由

外国人労働者を採用する理由

外国人労働者数と日本での労働者数が多い国は?

外国人労働者を採用する会社が増えてきています。
平成30年10月末では、厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況によると、約146万人と過去最高になっています。
日本での外国人労働者数が多い国は、中国やベトナム、フィリピンです。
外国人を採用する会社が増えているのは、グローバル化への対応のためや組織としての発展のため。
また、日本の労働力不足が原因となっているでしょう。
「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在)  

外国人労働者採用のメリット

グローバル化の促進あらゆる言語に対応可能!?

海外進出への貢献も外国人労働者を採用することで、他国の文化や社会を取り込むことができ、会社としてのグローバル化の促進を行うことができます。

採用した外国人の母国語をお客様や取引先にも活かせるので、様々な言語に対応できるようになります。

海外進出を視野に入れている場合も、採用した外国人の母国の場合、言語や土地・文化についての知識を持っているので、海外進出への壁が低くなることもあります。  

 

新たな視点や技術から多数のアイデアが生まれる。利益をもたらす経済効果も!

新たな文化・技術を持った外国人を採用したら、組織に能力や技術・アイデアをもたらしてくれるでしょう。

また、会社が抱える問題を解決する手段を与えてくれる可能性もあるので、会社としての業績もアップし、良い経済効果を受け取ることができます。

 

深刻な人手不足の解消

日本の企業の有効求人倍率は、今まで8年連続で上昇していて、企業の人材への需要は高まっているといえます。

しかし、近年少子高齢化が進み日本の人口は減少しています。

このことから、企業の需要に対して供給が追いついていないことになります。

でも、その問題を日本以外の労働者を雇うことで解消することができます。  

 

外国人労働者採用のデメリット、その対策をご紹介

 文化や価値観の違い

外国人には、その国での文化や価値観の違いがあります。

例えば、日本での外国人労働者数として多い中国人は、自分が正しいと思ったことを周りを気にせず行動に移したり、受けた恩を大切にし困ったときや大変な時に助けてくれたりします。 日本には、空気を読んで行動したり約束を重んじたりしますが、日本の価値観を押し付けることなく、採用した外国人労働者の文化や価値観を理解し対応してあげることが大切になってきます。  

 

不法就労による多額の罰金!?対策は?

外国人労働者を採用する場合、不法就労にならないように注意しなくてはなりません。

就労が認められていない外国人を採用し働かせることで、入管法により、事業主が3年以下の懲役か300万円以下の罰金を課せられることになります。

外国人を雇う時は、注意して行いましょう。

入国の許可を受けていない、在留期限が切れた不法滞在者を働かせることも不法就労の対象になります。  

 

コミュニケーションがスムーズに取れない。相手の立場になることが大切!

言語の違いにより、日本語で相手が話せないこともあるので、コミュニケーションがスムーズに取れないこともあります。

そういった場合、ジェスチャーなどを織り交ぜてコミュニケーションをとったりすることが大切になってきます。

相手の文化や価値観を意識して、雇用した外国人の失礼に当たらないように注意していく必要がありますね。