ファッション業界やアパレルショップでのお仕事とは?
アパレル業界とは?
ファッション・アパレル業界のお仕事について紹介します。
大まかにいえば衣服を作成・生産し消費者のもとへ届けることがお仕事ですが、 その過程で様々な職種の方々が活躍しています。
ファッションを「作る人」「発信する人」「届ける人」の大きく分けると3種類のお仕事があります。
ファッションを作る人は主に服をデザインするデザイナーや服を買い付けるバイヤーなどを指します。
ファッション・アパレル業界の土台と言える大切なお仕事です。
ファッションを発信する人はチラシやポスターで服やブランドをPRする広報、様々な企業やお店へ売り込む営業などを指します。
あまり表に出ることはありませんがとても大切なお仕事です。
最後に、ファッションを届ける人は店頭で服を販売する販売員を指します。
この3つのお仕事が1つでも欠けてしまえばファッション・アパレル業界のお仕事は成り立ちません。
『ファッション』『アパレル』の違い
『アパレル』はフランス語の「appreiller」に由来し、既製品の服を差します。『ファッション』は英語で「fashion」に由来し、衣類だけでなくヘアメイクやアクセサリーなどのスタイル全体を差します。
ファッション・アパレル業界のお仕事で身につくスキルは?
このお仕事では様々な場面で、企業の方や他のデザイナーや消費者など幅広い人々と会話をする場面が多いことが特徴です。
ですので、相手の気持ちを汲み取り自分の意思を伝えるコミュニケーション能力や語学力が高まります。
またもちろんファッションに関する業界の知識や商品の知識をつけることができます。
いっぽう、ファッション・アパレル業界では、その季節でのトレンドや流行を取り入れることがとても必要です。
そのため、日ごろからSNSや雑誌など様々な媒体から情報を仕入れるため、トレンドを察知する能力が身に着けられます。
ファッション・アパレル業界のお仕事に向いている人とは?
ファッション・アパレル業界のお仕事は、とても忙しく大変なので少しでもファッションに関して興味があったり関心があったりする方でないとこのお仕事は厳しいです。
またこのお仕事は一見華のあるお仕事に思われがちですが長時間立ちっぱなしであったり重い荷物を運んだりと、体力勝負な面が多くあります。
そのため体力に自信がある方にお勧めです。
いっぽうこのお仕事は特別な資格が必要なわけではありませんが、実際に消費者に販売を行うため所持しているとより良い資格が多くあります。
コーディネートを組む上で必要な色彩に関する「ファッション色彩能力検定」、また販売や接客スキル・サービスに関する「ファッション販売能力検定」など色々な資格を持つとこちらのお仕事に大いに役立つと思います。