マンション・戸建住宅販売のお仕事とは?
マンション・戸建住宅販売のお仕事とは?
スーツをビシッと着こなして清潔感があり、華やかに見えるけど最初は少し近寄り難い営業マン。
そんな営業マンが取り扱うマンション・戸建販売のお仕事って謎ですよね?
その内容をご紹介します。
「日々どんなことをしている?」
- 物件の写真撮影
- 今はネットからの問い合わせがほとんどです。
- 平日はネットに掲載する物件を何件かピックアップし、まとめて写真の撮影に行き掲載します。
- 映り方によって問い合わせが増えたり減ったりするので、こだわる人は一眼レフカメラを使用することもあります。
- ポスティング
- 売りたい物件の近隣にはチラシのポスティングを行います。
- 夏場はとても日焼けをするので、日焼け止め必須です。
- 輪転印刷機が会社にある営業マンであれば、自分でチラシを作る機会も多くなり、イラストレーターを使いこなせるようになったり、画像加工の技術も身に付きます。
- 勉強会
- お客様を物件に案内するだけでは先に進めません。
- 交渉力や住宅ローンの知識を付けないと成約までに至らない為、平日の時間を利用して社内での勉強会を実施します。
週末のほとんどが物件案内・交渉・契約・住宅ローンの手続き・物件の引き渡し等を行います。
「仕事で楽しい事・お得な事」
- 不動産好きにはたまらない
- 仕事を通して色々な物件を見ることができる為、とても楽しいです。
- 色々なデザイン・間取り・導線など、将来的に自分でも購入を考えている人にとっては非常に勉強になります。
- 知識が身に付く
- お客様に不動産のことを説明するには日々勉強が必要です。
- 物件に対する知識、住宅ローン、税金・相続などありますが、これらは仕事に限らず人が生きていく上で必要な知識でもあります。
- 仕事を通して身に付いていく為、とてもプラスになります。
- お客様と仲良くなれる
- 成約を頂く為にはお客様と仲良くなることが必要です。
- 成約に至るまで何度か会い、人間関係を築いていく。
- そして成約を頂いてからが永いお付き合いです。
- 何かあれば頼って頂けますので、一生のお付き合いになります。
- マイホーム購入に有利
- 物件情報が一般の人より早く入り、マイホームを検討している営業マンにとっては有利となります。
- 有名人に会える
- 不動産購入を検討しているのは一般の人だけではありません。
- テレビに出ているような有名人も検討しているため、たまに会えることもあります。
- 特に新築マンション販売では、プロ野球選手やプロサッカー選手の来場が多く見られます。
「仕事でつらい事」
- 住宅ローンの審査で落ちる
- 一生懸命接客し人間関係も築きあとは成約のみ、というところまで来て住宅ローンの審査をすると年収が足りない、個人情報に傷があるなどの理由で落ちることがあります。お客様のテンションは下がり買えないという結果のみ残り、慰めの言葉も見つからない程です。
- 他の会社から物件を買われてしまう
- 不動産市場はお客様の取り合いです。
- 自分では仲良くなれた、信頼関係を築けていると思っていても、気付いたら他社から買われているというケースも多々あります。
- 反省する点も あるとは思いますが、何とも言えない悔しい・悲しい気持ちになります。
- 営業成績
- 自分が楽しくても常に営業成績が付きまといます。
- 成約を取れなければ怒られますし、歩合給の方は給料が少なくなります。
- この事が原因で辞めてしまう人も多いです。
- ここを 乗り越えられるかが長く続けていける分岐点にもなります。
まとめ
マンション・戸建住宅販売のお仕事は、ポスティングなどの簡単な作業から住宅ローン・税金などの深い知識が必要なものまで幅が非常に広いです。 とはいえ学歴は必要ありません。実際に営業マンは大卒の人もいれば、そうでない人もいます。
この仕事を続けている人の共通点は、不動産のことが好き・接客が好きということと、この仕事の為に勉強できることです。 入りやすい業界で、力を付ければ将来的に独立もできる業界ですので、興味がある人は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。