コラム

外国人とのコミュニケーションや一緒に生活してみて感じた事

外国人とのコミュニケーションや一緒に生活してみて感じた事

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英語は正しく使わなくていい

グローバルという言葉を近年当たり前に聞くようになってきて、日本でも外国の方を見かけることが多くなってきました。外国の方と交流する機会も増えてきたのではないでしょうか。そうなるとやはり英語はできたほうがいいですよね。  

 

でも私はカナダに留学して、外国人とコミュニケーションをとるのに、正しい英語は必ずしも必要とは限らないのではないかと思いました。

私がそう思った理由をこれからお話しします。  

 

英語が苦手なのは日本人だけじゃない。

英語の文法は勉強したけど、英会話は得意じゃないから。日本人だから。と英語でコミュニケーションをとることに苦手意識があり、外国人と会話をすることに控えめになっていませんか。  

 

でも英語に苦手意識を感じているのは、私たち日本人だけではありません。 私の留学先の語学学校には、メキシコ人やコロンビア人など南米の人が多かったのですが、英語の苦手意識が強い子はいました。 英語が全く話せないポルトガル人とはグーグル翻訳を使って会話したりもしました。 韓国に旅行に行ったときは英語がほとんど通じませんでした。  

 

英語を得意とする外国人は、アメリカ人、イギリス人、カナダ人、そして勉強を得意とするエリートな人たちだけなのです。 つまり英語が苦手だからといって、外国人とコミュニケーションをとることに気負う必要はないのです。

相手も英語が得意とは限りませんから。  

 

正しい英語よりも大切なこと

英語、特に、英会話に苦手意識がある人は、正しい発音や文法にこだわり、会話の時に考えてしまい、会話がスムーズにいかないことが多いのではないでしょうか。でも、そのこだわりは必要ありません。外国人とコミュニケーションをとるのに必要なのは正しい英語ではなく、下手な英語でも、伝えよう、理解しようとする姿勢です。  

 

日本でいうカタカナ英語のような独特の発音をする人がいるように、他の国でもその国の言語の発音に引きずられて英語の発音をする人がいます。 私の友人に中国の人がいました。その方はかなり発音の癖が強かったので、最初の頃は何度も聞き返してしまいました。するとその人は「これだから日本人は」といわんばかりに呆れた様子でため息をつき、何度も説明してくれました。その時は、「いや、あなたの発音が聞き取りづらいからだよ」とムカついてしまいましたが、最終的には私が彼女の発音に慣れ、スムーズに会話できるようになっていったのです。  

 

英語が苦手な人が外国人と会話するとき必要なのはこの姿勢です。

相手の英語も正確とは限らないこと前提に、相手を理解しようとすること。

そして、自分の英語が正しくなくても理解してくれると、相手に信頼を置くことです。  

 

まとめ

日本人は英語教育が遅れている、と言われていることもあり、英会話に強い苦手意識があるかもしれませんが、そこに気負う必要はありません。

 

  英語はほとんどの国の人にとって、私たち日本人と同じように第二言語ですから。

だからもっと積極的に話してみてください。

案外下手な英語でも想いは伝わるものですよ。