Webデザイナーってどんな仕事?どうすればなれる?将来性は?
Webデザイナーってどんな仕事?どうすればなれる?将来性は?
Webデザイナーとは、グラフィック系ソフトと、コーディングスキルを活用して、Webページや、それに伴うデザインを担当する専門職です。
2019年に行われた市場調査(※1)では,毎年平均して約1兆円(前年より8.9%増加)ずつ伸びています。
今後も需要はあると考えていいでしょう。
参考
平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査) 経済産業省報告書URLはこちら
では、具体的に仕事内容を解説します。
Webデザイナーの仕事
① Webサイトの要件定義、ヒアリング
クライアントから、どのようなサイトを作るか決めるためのヒアリングを行います。
ターゲット設定、要件整理をします。
② 構成・レイアウトを決める
構成のワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームとは、大まかな構成やレイアウトを決める骨組みです。
③ Webサイトのデザイン
②で作成したワイヤーフレームに沿って、配色、デザインを決めます。
グラフィックソフトを使用して、ロゴやボタンのデザインなどを作成します。
クライアントとのイメージ共有、相談をここまでの作業で重ね、細かくすり合わせをしていきます。
④ Webサイトのコーディングを行う
Webサイトとして、ブラウザで表示するためのプログラミングのことです。
HTML、CSS、Java Scriptなどを使って、コーディングを行います。
ユーザーの使いやすさ、見た目の美しさなどを細かく調整していくので、集中力が必要な作業となります。
ここで、デザインのベースを変更するとなると一から作り直すことにもなりかねませんので、③のデザインカンプの時点で、しっかりとヒアリングをしておくことが必須です。
どうすればWebデザイナーになれるのか、必要なスキルは?
まず、必須な資格はありません。未経験でも、就職は可能です。
もちろん、知識やスキルがある、学校に通っているというのは、即戦力として優遇されます。
ここで言うスキルというのは、デザインに使用するソフト(Photoshop・Illustrator)の使い方をマスターしている、基本的なデザインの知識を理解している、などです。
以前は、デザインだけをするデザイナーも多くいましたが、近年では、コーディングスキルを兼ね備えているデザイナーが多く活躍しています。
そのため、基礎的なコーディングスキルであるHTML・CSS・Java Scriptなどの知識を入れておくことは、必要といえます。
今後も市場需要はあるのか?
先述しましたように、市場規模は、拡大しており、需要はあるといえるでしょう。
しかし、近年では、簡単にデザインやサイトを制作できるツールが増えている現状もあり、今後は、ただ言われた通りにデザインできるだけでなく、個のスキルをプラスアルファで身に付けていく必要かあるでしょう。
まとめ
Webデザイナーの仕事を簡単に紹介させていただきました。
今後も需要は伸びていく市場ですので、デザインの好きな方、新しい知識やスキルを習得するのが好きな方は、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。